個別株について書きます。
定量的な話は調べればすぐにわかることなので、定性的な話をします。
今回はZoomです。
ビデオ通話ツールのZoomです。コロナ禍で一気に知名度が上がりました。Zoomするという動詞があるぐらいです。ビデオ通話自体は既存の技術です、GoogleだったりMicrosoftだったりWebEXだったりLINEだったり、競合が山のように存在します。創業者のエリック氏は元WebEXのエンジニアで使い勝手を社内で改善出来なかったので独立して自分の納得いくものを作りあげたみたいです。
株価の伸びは本当に凄い。2020年の米国株で有数です。対抗出来るのはテスラや一部のコロナ関係の製薬会社ぐらいでしょう。3月時点の100ドル前後から夏にかけて2倍以上になり、圧巻は9月の決算発表です。1日で41%高の450ドル超。東証だとストップ高ですかね。そして10月には550ドル突破。
チャットツールのSlack対Microsoftで起きたことがZoom対Microsoftで起きるのかと思いきや、2020年10月時点ではZoomの地位は全く揺らいでいません。オールインワンパッケージのMicrosoftが有利のはずがビデオ通話では違うようです。
個人では、違いを感じることはあまりなく、皆が使っている最大公約数的なサービスを使う、というぐらいですが、法人になってくると話が変わってきます。Zoomはセキュリティ面でMicrosoftに劣っているイメージがありますが、現実はどうなのかよくわかりません。Microsoftとの厳しい戦いはずっと続くと思われるので、いつまでZoomが勝ち続けられるのかはわかりませんが、世界的な注目企業であることは間違いないです。
投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
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