マネックス証券のUSAプログラムは米国株式ETFの手数料が最安!!

米国株指数連動ETF(投信)は最高の積立投資!!

近年巷でインデックス投信の積立が注目されています。世界市場に分散することで、低リスク5〜10%の利回りが期待出来ます。管理人は世界市場に分散するより米国に集中するほうが期待値が高いと考えています。結論としてはS&P500に連動するETF(投信)を買っておけば間違いないです。

マネックス証券のUSAプログラムが熱過ぎる!!

基本的に連動商品にはETF投信の2つの選択肢があります。さらに証券会社や銘柄による違いも存在しますが、ここでは割愛します。

つい最近まではSBI証券のバンガードの投信が1番だと思っていました。正式名称は「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」で設定日は2019/9/14です。日本円で販売されており、売買単位は1円です(最低購入額は100円)。毎日自動積立が出来、配当金の自動再投資も可能です。信託報酬0.0938%/年です。ノーロードなので売買時の手数料はかかりません。

それに対してよく比較されるのが米国株ETFを直接購入する方法です。ここではVOOとして話を進めます。信託報酬は驚異の0.03%/年ですが、購入手数料通常0.45%かかり、それに加えて為替手数料0.04〜0.25%程度かかります。

しかし、マネックス証券のUSAプログラムでは購入手数料と為替手数料のキャッシュバックがあるため、信託報酬の0.03%/年しかコストがかかりません。

どうやら2020年4月にキャンペーンを開始したようですが、管理人は2020年12月に知りました。素晴らしいキャンペーンなのでもっと早く知りたかったです。そして出来るだけ長く続いて欲しいです。

厳密には為替手数料のキャッシュバックキャンペーンはUSAプログラムとは別のキャンペーンですが、セットのようなものだと思います。こちらも長く続いてくれることを期待しています。

ETFと投信のメリット比較

コスト以外の面も比較してみましょう。わかりやすく表にしてみました。

投信 ETF
コスト 0.0938%/年 0.03%/年
売買単位 1円(最低100円から) 1単元=35,000円程度
自動積立 不可
配当金の再投資 不可

コスト以外の面では投信のほうが明らかに有利です。積立毎日でも毎週でも毎月でも可能で、売買金額は1円単位で細かく調整出来ます。ドルコスト平均法でコツコツ積立を行いたいなら投信のほうがやりやすいです。

管理人は積立額が10〜20万円/月手動売買でも苦ではないため、コスト優先ETFを購入しています。ETFでもドルコスト平均法は可能ということを下記に示しておきます。単元は単価×為替レートで2020年12月現在の単元は約35,000円です。

単元 購入数量 合計金額/月
100,000円 1 100,000円
55,000円 2 110,000円
40,000円 3 120,000円
35,000円 4 140,000円
30,000円 5 150,000円
25,000円 6 150,000円
20,000円 8 160,000円
15,000円 12 180,000円

このように単価に応じて数量を変えることで、ドルコスト平均法になります。通常のドルコスト平均法では購入額は一定ですが、管理人は購入額も連動させることで安いときにより多く購入するようにしています。

月毎の購入数量を月初に決めると、後は4で割って1週間ごとに購入していきます。計算も振替も購入も全て手動で行う必要があるため、コストが少し高くなっても投信を選ぶという手もあります。

配当金の自動再投資はどれくらい得なのか計算してみた!!

配当金を再投資する場合は自動再投資のほうがお得です。手動の場合は一度受け取るため、配当金に対して税金の支払いが発生します。

理屈としてはすぐに理解出来るのですが、実際にはどれくらいのが生まれるのでしょうか?利回りと配当金を仮定して計算してみましょう。

利回りを5%配当金を1%として、5年間の推移をみてみましょう。5年後に利益を確定して売却します。税金は20%としましょう。まずは配当金を自動で再投資するケースです。途中では税金はかからず最後に一気にかかります。

年数 評価額 課税額 含み益 配当 税金
1 10,600 600 500 100 0
2 11,236 1,236 530 106 0
3 11,910 1,910 562 112 0
4 12,624 2,625 596 119 0
5 13,382 3,382 669 134 0
売却 12,706 646

5年間の含み益と配当の合計である3,382円の20%である646円の税金がかかり、トータルは+2,706円でした。

次に配当金を手動で再投資する場合について考えてみます。1年毎に配当金を清算するため、毎回税金の支払いが発生します。

年数 評価額 課税額 含み益 配当 税金
1 10,580 500 500 100 20
2 11,194 1,029 529 106 22
3 11,843 1,589 560 112 22
4 12,530 2,181 592 118 23
5 13,256 2,807 626 125 25
売却 12,695 561

最後に含み益に対する税金が561円かかるため、トータルは+2,695円となりました。つまり結果は自動再投資のほうが11円得ということになります。元金の10,000円からすると0.11%で1年あたりに換算すると0.022%/年になります。

0.022%/年は小さな差でしょうか?投信ETFコスト差は0.0936%0.03%ではなく0.0936%0.052%だということになります。それでもETFに軍配が上がるわけですが、利回りと配当金率が上がると、差はさらに縮まります。

おまけ

そもそも投信の為替手数料は本当に無料なのでしょうか?運用会社から見ると、日本円でお金を集めてドルで株式を購入していることになるので、どこかで為替手数料は発生しているはずです。それが0.0936%の中に含まれているのか、見えないコストとして徴収されているのか、もしくは運用会社が負担してくれているのか。

現状の管理人の知識ではそこまでカバー出来ていないので、調べてみたいと思います。まずはSBI証券に問い合わせをしてみました。

手数料はかからない」という回答でしたが、額面通りに受け止めていいのでしょうか?別の角度からも調べてみて進展があったら追記していきます。

USAプログラムでも売却時には為替手数料がかかる!!

USAプログラムでもドル→円の両替時には為替手数料がかかることがわかりましたので追記しておきます。

つまりマネックス証券のトータルの手数料は信託報酬0.03%+為替手数料0.25%(1ドル100円の場合)=0.28%です。これに対してSBI証券のETFだと信託報酬0.03%+購入手数料0.45%+為替手数料0.04%x2=0.56%です。そして投資信託の場合は信託報酬0.0936%+為替手数料?%です。購入時の手間を考えると投資信託最良と言えるかもしれません。