2022年12月に追記。
制度改定でポイント付与は0.2%になりました。マネックス証券では1.1%、SBI証券では0.5%以上なので、楽天証券はクレカ積立では不利になりました。
楽天証券の積立投資は利回り+1%で圧倒的に有利!!
楽天証券x楽天カードx投信積立で楽天ポイントが1%貯まります。つまりこの組み合わせで投資すると利回りを+1%に出来るという画期的な方法です。
楽天ポイントは楽天市場で使える通常ポイント(期間限定ではない)です。楽天証券でポイント積立として活用することも出来ます。楽天ポイントは現金と同等の価値を持つと言っても過言ではありませんので、ポイントの分だけ利回りが上がることになります。
月に5万円までという限度額が決まっていますが、活用しない手はないでしょう。
対象の投信の種類も豊富です。管理人のオススメは2本ありますので、後ほど紹介します。
デメリットというか制約としては、積立日が毎月1日に固定されています。積立日を自由に選んだり、毎日積立を選んだりすることは出来ません。毎月積立より毎日積立のほうが期待値が僅かに高いのですが選べないのでそこは諦めましょう。
Tポイントやdポイントでのポイント投資も可能ですが、2021年1月時点では楽天ポイントがかなりリードしている状況です。
細かいところですが、ポイント投資の利点としては、獲得したポイントに対して税金がかかりません。しかし、ポイントの存在感は年々高まっており、現金と同等の価値をほぼ有しているため、数年後には獲得ポイントに対して税金もかかってくると予想できます。今後の税制の変化には要注目です。
管理人オススメの投信は米国株連動銘柄!!
管理人のオススメはこちらです。
eMAXISSlim米国株式(S&P500)。
全世界に分散する銘柄や株式・債権・不動産に分散する銘柄などもありますが、管理人は米国株押しです。債権や不動産より株式のほうがリターンの期待値は明らかに高いからです。その分、値動きは激しいですが、生活資金ではない余裕資金で積立を行うという前提であれば、値動きが激しいことはほとんどデメリットではありません。
大きな魅力は信託報酬の安さ。0.968%は最安値と言っていいでしょう。何かと比較される全世界株式対象銘柄は信託報酬が0.1144%。リスクもリターンもほとんど変わらないので、信託報酬で米国株に軍配が上がります。
手続きの方法について解説します!!
実際の手続きについて解説します。
楽天証券、楽天銀行、楽天カード自体の手続きについては割愛します。手続きのタイミングによって取得出来る楽天ポイントは数は異なりますので、1ヶ月程度様子を見たほうがいいと思います。ハピタスなどのポイントサイトを経由して手続きをすると、追加でポイントを取得することも可能です。
楽天証券内で手続きができます。
「メニュー」→「投資信託」→「積立設定」→「新しく積立するファンドを探す」→ファンドを検索→ファンド選択→「積立注文」→「楽天カードクレジット決済」→楽天カードの情報を入力という流れになります。
50,000円/月積立をすると500ポイント/月もらえるので、是非ポイント投資を設定しておきましょう。SPU対象のため、楽天市場でのポイント獲得が+1%になります。SPUについては後ほど説明します。
マネーブリッジに登録しておくと便利!!
楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジに登録しておくとお得で便利です。楽天銀行の普通預金は2021年1月時点で金利0.1%という破格の(書いてて虚しいですが)利率です。そのための条件としてマネーブリッジという楽天証券との連携を設定しておく必要があります。利用者のデメリットは特にないと思いますので、是非やっておきましょう。メリットももちろんあります。
先ほど紹介した金利以外に自動入出金というものが便利です。金利が0.1%なのはあくまで楽天銀行であって楽天証券ではありません。そのため楽天銀行で資金を保管しておく必要があります。すると楽天証券に資金がないため楽天証券での買い付け時に資金移動が必要になります。しかし、自動入出金によって楽天銀行の資金で買い付けが出来、手動での資金移動が不要になります。管理人はSBI証券とSBI銀行で細かく資金移動を行っているので、楽天グループの自動入出金サービスはかなりありがたいです。さらに安心サービスとハッピープログラムという項目もありますが、ここは本筋から逸れるため割愛します。
SPUで楽天市場のポイント獲得率が上がります!!
楽天ポイントや積立投資に興味があってここまで読み進められた方ならばすでに実践していそうですが、オマケとして楽天市場でのポイントアップ要件にも触れておきます。
楽天市場にはSPU=スーパーポイントアッププログラムという制度があります。楽天グループのサービスに加入すればするほど、楽天市場での買い物時に獲得ポイントが多くなります。楽天側の目的は楽天経済圏での囲い込みでしょう。
下が対象サービス一覧になります。
管理人の場合は、「楽天会員1倍」「楽天カード2倍」「楽天銀行+楽天カード1倍」「楽天アプリ0.5倍」でトータル4.5倍です。
これに「楽天証券1倍」が加わって5.5倍になる予定ですが、楽天市場でそれほど買い物するわけではない(Amazonのほうが利用頻度が高い)ためSPU目的でこれ以上楽天のサービスに加入することはありません。強いて言えば、「楽天モバイル1倍」と「楽天でんき0.5倍」は検討の余地あり、ぐらいです。
楽天市場での買い物が多い人ほど得にはなりますが、楽天に縛られるのが本当に得かどうかはわかりません。また、この手の制度は頻繁に改編(だいたい改悪)も起こるため、定期的な見直しは必要です。直近でも楽天ゴールドカードの倍率変更がありました。
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