個別株について書きます。
定量的な話は調べればすぐにわかることなので、定性的な話をします。
今回はNASDAQのMicrosoftです。
時価総額世界一をAmazon、Appleと争っているITの巨人です。ビル・ゲイツがWindowsのOSで栄華を極めたのが2,000年前後でしたが、それから20年近く経ってもまだ世界トップに君臨しています。スティーブ・バルマー時代はあまり業績は伸びませんでしたが、サティア・ナデラに変わってからの盛り返しは驚異的です。管理人が思うMicrosoftの素晴らしい点は
・世界トップに上り詰めて、税金や市場の独占で各国政府から目をつけられたが、乗り越えてきた歴史がある。その結果、GAFAより大人な企業になった。立ち回りも心得ている。
・Azureの利益がすごい。AmazonのAWSのシェアには届かないが、成長率は上回っている。クラウドビジネスは規模と利益率から考えると、現在世界一儲かるビジネスと言える。Googleも参戦しているが、利益を生み続けるのは確実。
・収益の柱が変化している。クラウド事業もそうだが、新しいビジネスを生み出して多角化に成功している。コロナ禍ではXboxのゲーム事業が爆伸した。世の中のトレンドが変わっても変化に対応し価値を生み続けられる強さがある。
心配な点は特にありません。株価は200ドルを超えて、最高値を更新しました。ここからさらに2倍、3倍になるのかはわかりませんが、まだまだ成長していくと期待はしています。
もう引退してはいますが、ビル・ゲイツの慈善活動には個人的に注目しています。読んでる本や投資している企業の情報もチェックする価値はあります。
投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
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