株式投資はバフェット流で、長期保有を前提に選定しよう!!
長期的な成長企業を見つけて、保有し続けるのが理想的ですが、個別銘柄の選定は本当に難しいです。
大きく賭けて損失を産むと精神衛生上きついので、株価が半値になっても精神的に耐えられる金額にしておきましょう。
投資信託やETFのインデックス投資は期待値が高い!!
期待値が高い運用方法は、インデックス投資信託の長期・積立投資です。大きな運用益を得ることはありませんが、長期的には勝てる可能性が高いです。
一口にインデックス投信と言っても、日経平均株価やNASDAQに連動するものから、金や不動産に関するものなど様々な銘柄があります。銘柄選びで重要なのは手数料です。0.5%/年以下のインデックスファンドを選びましょう。数%/年のアクティブファンドを選ぶなら自分で個別株を選んだほうが良いと思います。ウェルスナビなどのロボアドが脚光を浴びていますが、手数料が1%/年もするので避けたほうがいいでしょう。
インデックスファンドは値動きが安定している分、数カ月で資産を何倍にも増やすようなことはほとんど出来ません。しかし、10年以上の長期に渡って持ち続けることで複利の力を活用して資産を増やすことが出来ます。
証券会社はネット証券1択!!
まず、株式を購入するためには証券会社の口座開設が必要です。ネット証券ならだいたい口座開設手数料や維持費が無料です。SBIネット証券と楽天証券とマネックス証券が3強です。
管理人は10社以上開設していますが、SBIネット証券をメインに使用しています。SBI銀行と連動させると使い勝手はかなりいいです。楽天証券のメリットは積立投資に楽天ポイントを活用出来るところです。マネックス証券はUSAプログラムによって米国株の手数料が最安です。それぞれの証券会社にはいい点がありますので、複数の証券会社に口座開設しておくのもアリです。
日本株に未来はあるのか?!
日本の株式市場全体で見ると、海外市場よりも期待値が低いのは間違いないと思います。しかし、個別の企業で見ると、グローバル展開している企業も多く、成長性の高い企業ももちろん存在します。
手数料はネット証券では0〜0.1%程度です。数年前は10万円以下の約定に関してのみ0%でしたが、2020年現在では100万円以下まで拡大しました。今後拡大することはあっても縮小することはなさそうです。
個人的に注目している銘柄は、「キーエンス」「リクルート」「日本M&Aセンター」「RIZAP」「ユーザベース」などです。
外国株
日本株との違いとしては、売買手数料は割高です。0.45〜1%程度です。米国株は取引量が多い分比較的安いですが、中国やその他の国は割高になります。加えて為替手数料も発生します。それでも成長性は日本より高いとは思いますので投資する価値は十分にあります。
また、ストップ安やストップ高はありません。ただし、市場全体であまりに変動があるとサーキットブレイカーが発動して、売買は停止されます。コロナで市場が混乱した際に発動しました。そして、1株単位で売買可能です。単元株という概念はありません。
SBI銀行で外貨に両替すると、1ドルあたり4銭(=約0.4%)になり、手数料を抑えることが出来ます。
個人的に注目しているのは、「Amazon」「Microsoft」「Zoom」「Peloton」「Slack」「Unity」などです。
投資信託
株式や商品を集めてパッケージとして販売しています。ファンドによりますが、一番のメリットは分散効果による安定性です。銘柄毎の割合が決まっているため数10から数100の銘柄を値動きに合わせて担当者が日々売買しています。そのため日々の売買に対して管理手数料がかかります。これは信託報酬という名目で0.1〜数%まで幅広いです。
指数に連動するインデックス投信とファンド毎の独自のルールに基づいて運用するアクティブ投信があります。指数とは日経平均やTOPIXやS&P500のことです。機械的に売買ルールが定まるためインデックス投信は信託報酬が低いです。逆にアクティブファンドは担当者の力量に依存しているため、信託報酬が高いです。
運用成績でアクティブファンドがインデックスファンドに勝つ可能性は極めて低いです。これはデータで圧倒的に証明されています。年単位で見ると一定数のアクティブファンドがインデックスファンドを上回りますが、顔触れは毎年変わります。つまり、10年単位でインデックスファンドを上回るアクティブファンドはほとんどありません。ほとんどないアクティブファンドを探り当てる目があるならば、個別株を自分で選択したほうが期待値は高まるはずです。
iDeCoは最も有利な制度!!
iDeCoは2020年現在最も有利な投資方法です。投資の本質は手数料と税金の抑制ですが、iDeCoは税金が全くかかりません。企業人とフリーランスで使用枠に差がありますが、数年後にはその枠は統一されると思われます。枠が最も多いのは第1号保険者の81.6万円/年で、枠が最も少ないのは第3号保険者の27.6万円/年です。
デメリットは60歳まで引き出せない点ですが、長期で確実に資産形成をすると考えればデメリットとも言えないかもしれません。
NISAを使わない理由はない!!
税制優遇制度です。積立NISAとNISAはどちらか一方しか選べません。制度を利用して損をすることはほぼありません。
IPOは期待値の最も高いギャンブル!!
新規公開株のことです。
通常の株式投資と比較すると、期待値はかなり高いです。
当選確率が低く、申し込みに労力がかかるのがデメリットです。
100万円程度の資金があり、証券会社5〜6社で申し込み続ければ、1回/年ぐらいは当選すると思います。
各証券会社に口座を開設して、こまめに資金移動しながら申し込みを続ける必要はあります。
SBI証券、SMBC日興証券、大和証券、マネックス証券、岡三オンライン証券あたりがオススメです。
SBI証券はIPOポイントというシステムがあり、外れる度にポイントが溜まります。一定数のポイントがあれば必ず当選しますので、時間をかければいつかは当選に辿り着きます。そのいつかは銘柄の期待値にもよりますが3〜5年に1回です。制度変更と参加者の増加が原因なのか、当選に必要なポイント数は年々高くなり、どんどん当たりにくくなっています。
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